RCS設定 Endeavor

本項目ではRCS(クラウドサーバー)を利用したBUDDYの設定や後進について説明します。

RCSでは、BUDDYについて、以下の操作ができます

  • ロボットの所属情報の管理(オーナー情報の管理)
  • ロボットの地図の作成・バックアップ・更新
  • ロボットのアップデート
  • ロボットのアプリケーションの登録
  • ログの管理

RCSへのアクセス

RCS ログイン情報は代理店、保守会社等へお問い合わせください

ロボットのアップデートと起動

ロボットのアップデート/起動手段は二通りあります。

  1. ロボットがWi-Fiにつながっているときは、そのまま再起動してください。自動でネットワーク経由で自己アップデートします。
  2. ロボットがインターネットにつながっていないときは、RCSで起動用USBメモリを作成して、それを刺した状態でロボットを起動してください

地図

地図を新規作成、あるいは、既存の地図を編集します。

地図を作成するときも、

RCS上で地図を作製 ⇨ 起動USBメモリを作成  ⇨ ロボットを再起動

          ⇨ ロボットをWi-Fiネットワークに接続した状態で再起動 

のどちらかでロボットに新しい地図が配備されます。

自組織と、目的とする導入先(ロボットの移動する場所)が正しいことを確認してください。変更も可能です。地図はロボットに直接紐づくのではなく、ロボットが所属する導入先の地図をすべてダウンロードしてロボット側で切り替えて使うことができます。従って、導入先に複数の地図を作って切り替えて動かすことが可能です。

実際の地図の編集画面です。各設定について説明します。

  • 地図全般の設定
    • 最大領域
      • 作成する地図の縦横の大きさを決めます。途中で変更も可能です。
    • 基本速度
      • 基本となる速度を指定します。ただし、加減速、旋回速度はロボットが自動で制御します。
  • 機能
    • オフセット
      • 作成中の地図を上下左右に移動します。領域外にはみ出したものはデータが消えますのでご注意ください
  • 地図編集(編集する際のクリック動作モードを切り替える)
    • マーカーモード
      • 左クリックでドラッグすることで、マーカーを設置できます。右クリックで目的地が追加できます。
    • 障害物モード
      • 障害物検知検知無視の通路を作ることができます。もう一度クリックすると消せます。
    • 一方通行モード
      • 区間を一方通行に設定することができます。もう一度クリックすると消せます。
    • 区間速度モード
      • 区間速度を変更することができます。もう一度クリックすると消せます。
    • 区間On/Offモード
      • 区間を増やしたり消したりできます。線がつながっていないマーカーには移動できません。斜めの区間を作ることも出可能です。

地図をつくるときのTips

  • T字路などで壁に向かって進むところは障害物検知をOFFにしないと行動不能になります
  • 旋回する場合、通路幅が750mm以上ないと旋回できません
  • 目的地の位置や角度などの指定によってロボットの使いやすさが決まりますので現場責任者と入念に確認をしてください
  • 初期位置では、スタッフがどちらからくるかによって、ロボットの正面の向きを決めてください。

その他の設定